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『小孩的科學2:生物調查顯微鏡』 博客来より

クマムシグループの荒川と堀川が関わった『ミクロモンスター顕微鏡&調査キット』の中国語翻訳版(『小孩的科學2:生物調查顯微鏡』)が、台湾で販売開始されました。

このキットにはLED内蔵顕微鏡のほかに、クマムシ抽出用の簡易ベールマン装置、そして、クマムシの採取法などを解説したガイドブックがついています。実際に購入した方が紹介していたりと、台湾でも好評なようです。

また、2006年に出版された鈴木忠さんの『クマムシ?! 小さな怪物』も今年、中国語翻訳版(『地表最強熊蟲:不可思議的緩步動物』)が台湾で出版されました。

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『地表最強熊蟲:不可思議的緩步動物』 博客来より

クマムシに興味をもつ人が世界で増えていくこと、そして、日本のクマムシ研究の成果やアウトリーチが海外に波及するのはとても嬉しいことですね。

お久しぶりの更新となってしまいました。。。すみません。

最近は、雪がちらついてきたりとめっきり寒くなりましたね。

体調にはくれぐれもお気をつけください。

 

さて、これまでにこのクマムシ日記に載せてきた画像は顕微鏡で拡大したものが多かったのですが、今回は実際に人間の目で見たときのクマムシの様子を紹介いたします。

シャーレに白い点がたくさんありますよね。これら全てクマムシです(今回はドゥジャルダンヤマクマムシ)。

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肉眼ではこのようにとても小さく見えますので、動いているかは顕微鏡を使わなければわかりませんが、実はせっせと歩いているんですね。

 

 

図・生クロレラV12

ヨコヅナクマムシはクロレラ工業株式会社の生クロレラV-12のみで、うまく育てることができます。今では私たちはこの生クロレラV-12とともに歩み続けて、すでに10年以上が経過しました。ヨコヅナクマムシだけでなく、他の複数の種類のクマムシも、この生クロレラV-12で飼育できることがわかってきました。

先日、長年の夢が叶い、クロレラV-12を生産しているクロレラ工業の九州工場に見学に行くことができました!

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クロレラ工業九州工場は博多駅から電車で40分ほどの、羽犬塚駅が最寄駅です。

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そしてついにたどり着きました、クロレラ工業九州工場。

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敷地の中に入ると、クロレラ(人間用)を乾燥させている香ばしい匂いが。

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屋外クロレラ培養プール、広い!プールの底が浅く、かくはん機もぐるぐる回りクロレラ細胞を循環させるため、すべての細胞にきちんと太陽光が届くそうです。光合成!

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出荷するための生クロレラV-12をタンクに充填している様子です。こうやって出荷されて届くんですね。

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クロレラ工業で長年クロレラの研究をされている丸山先生(写真左)にもお会いし、いろいろなお話をうかがうことができました。生クロレラV-12の開発は今でも続いており、アップグレードし続けているとのこと。ただ、ヨコヅナクマムシがなぜ生クロレラV12のみでうまく育つのか、そのはっきりした理由はちょっとわからないそうです。

クマムシにとって栄養満点の生クロレラV-12。これからも末ながくお世話になります!