図・生クロレラV12

ヨコヅナクマムシはクロレラ工業株式会社の生クロレラV-12のみで、うまく育てることができます。今では私たちはこの生クロレラV-12とともに歩み続けて、すでに10年以上が経過しました。ヨコヅナクマムシだけでなく、他の複数の種類のクマムシも、この生クロレラV-12で飼育できることがわかってきました。

先日、長年の夢が叶い、クロレラV-12を生産しているクロレラ工業の九州工場に見学に行くことができました!

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クロレラ工業九州工場は博多駅から電車で40分ほどの、羽犬塚駅が最寄駅です。

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そしてついにたどり着きました、クロレラ工業九州工場。

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敷地の中に入ると、クロレラ(人間用)を乾燥させている香ばしい匂いが。

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屋外クロレラ培養プール、広い!プールの底が浅く、かくはん機もぐるぐる回りクロレラ細胞を循環させるため、すべての細胞にきちんと太陽光が届くそうです。光合成!

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出荷するための生クロレラV-12をタンクに充填している様子です。こうやって出荷されて届くんですね。

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クロレラ工業で長年クロレラの研究をされている丸山先生(写真左)にもお会いし、いろいろなお話をうかがうことができました。生クロレラV-12の開発は今でも続いており、アップグレードし続けているとのこと。ただ、ヨコヅナクマムシがなぜ生クロレラV12のみでうまく育つのか、そのはっきりした理由はちょっとわからないそうです。

クマムシにとって栄養満点の生クロレラV-12。これからも末ながくお世話になります!

こんにちは。

前回から、間が空いてしまいました。。すみません。

先日、クマムシさんを覗いていたら、こんな様子を見つけました。↓IMG_3427

緑(クロレラ)のところに線ができていますね。

これはクマムシさんがてくてく歩いた足跡です。

どこを歩いたか一目でわかります。

ここを通ったのか~~と考えていたら、かわいくてなんだかとてもキュンとしました。

 

 

私たちの慶応クマムシ研究グループが世界に誇れる技術のひとつに「クマムシ大量飼育系」があります。現在進行中でアクティブに飼育中のクマムシもたくさんいますが、余分に増えたぶんのクマムシは人工的に乾眠にして保存しておきます。

これまでにコツコツとためてきたクマムシのストック。上の写真の丸いナイロンメッシュに乾眠クマムシが乗っています。その合計数は、ついに400万に。山形県と宮城県の全人口よりも多い数にまでなりました。その内訳はヨコヅナクマムシ35万匹、ドゥジャルダンヤマクマムシ230万匹、南極クマムシ・アクトゥンクス150万匹です。これはおそらく、人類の歴史の中でもっとも多くのクマムシを一度に保有した記録でしょう。

今後もこのクマムシ大量飼育系の開発を続け、世界におけるクマムシ研究の一大拠点として邁進していきます。