もう9月中旬,山形県ではそろそろ寒くなってきるころです.

さて,少し前にactuncusの子供を紹介したと思います.
子供は大人と比べてかなり小さく,種によって多少は前後しますが約1週間ごとに脱皮を行って体が大きくなっていきます.そのため,見た目はミニ大人クマムシです.

すでに何回か画像でお見せしたと思いますが,ヨコヅナクマムシの大人は色がついています.

Screen Shot 2015-05-29 at 6.55.41 PM

 

でも,面白い事に,子供は全く色がないのです.

abs_150918_4

 

そのため,培地の交換中に見落とす事もあります.
でも透明だからこそ,見えやすいものもあります.

例えばクマムシの頭にあるバッカルチューブと呼ばれる器官がくっきりと見えたり,

abs_150918_5(真ん中にある管のようなものです)

あとは体内にある浮遊細胞がよく見えたりします.

体の中でふよふよと動き回っている濃い色の細胞が浮遊細胞です.これらの細胞は他の細胞と比べて取ることが簡単なため,細胞単位の実験で使う事が多いですね.